福祉のまちづくり条例に基づく「区民意見聴取事業」の検証の場を見学しました

すべての人が安心して快適に暮らし続けることができる地域社会の実現を目指して制定された「練馬区福祉のまちづくり推進条例」。
この条例では、区民、事業者、区が連携し福祉のまちづくりを推進することを定めています。また、すべての人が安全かつ円滑に利用できるように、建築物等の所有者等に対し、バリアフリー整備を行うことを求めています。

区の施設における区民意見聴取制度

条例では、誰もが使いやすい施設整備のために、設計の段階で高齢者、障害者、子育て中の方など配慮が必要な当事者の意見を聞く制度を定めています。

一定規模以上の区立施設や区立公園を新たに開設するにあたって、あらかじめ、当事者の意見を聞き、整備後には、当事者の意見がどのように反映されているかなどを確認する検証の機会が設けられています。

10月30日、2024年度にリニューアルした南高松の森緑地の検証の場を見学させていただきました。
視覚障害(全盲・弱視)の方2名と子育て世代の方1名、合計3名の方が職員と一緒に園内を回り、入口の造りや園内の段差、園路と樹林地との境目の柵の造りなど意見を聞き取っていました。

南高松の森緑地は、憩いの森として地域に親しまれてきたみどりを守るため、既存の環境を活かし、樹林地の自然環境や鳥や昆虫などの生物を観察しながら散策を楽しめる緑地としてリニューアルされました。
かつて近隣は漬物産業が盛んでしたが、園内の縁石には漬物石も使われているとのことでした。

条例に基づいて、誰もが使いやすい施設整備をするための取り組みを実感することができました。

掲示板にはみどりの活動などのお知らせがいっぱい

既存の樹林を活かし、高木も複数ある園内

漬物石を活用した縁石