日常生活圏域が4→27区分へ

「地域包括ケアシステム」とは、可能な限り住み慣れた地域で自分らしく暮らし続けられるように、地域内で助け合う体制のことです。

病気になったら「医療」。介護が必要になったら訪問介護や通所介護、また特別養護老人ホームなどの施設介護。いつまでも元気に暮らすために、安否確認や配食などの「生活支援」や「介護予防」といった、必要なサービスがおおむね30分以内に提供されるエリアを「日常生活圏域」とし、生活者ネットワークは中学校区を1単位とすることを求めてきました。

出典:2023年4月19日開催 練馬区介護保険運営協議会資料

区は、現在策定中の第9期高齢者福祉計画・介護保険事業計画(2024年度~)で、これまで総合福祉事務所単位の4つとしてきた「日常生活圏域」を、27か所の地域包括支援センターの担当地域と合わせることを検討しているとのことです。きめ細かいエリア分けで地域包括ケアシステムの充実が期待されます。

より身近な地域内で「住まい」「医療」「介護」「予防」「生活支援」が充実するよう求めていきます。