鉄の造形作家 武田美通「戦死者たちからのメッセージ」作品展を鑑賞

区内でさまざまな市民活動に取り組んでいる人々が、作品展・練馬実行委員会を立ち上げ「鉄の造形作家 武田美通(よしとう)『戦死者たちからのメッセージ』全作品展・INねりま」を開催しました。

1935年生まれの武田氏は、60年安保取材を皮切りに激動の昭和高範を目撃、海外取材を含め36年間ジャーナリストとして活動。とりわけ少年期からのテーマ「戦争とは・・国家とは・・軍隊とは・・」のもとにアメリカ海兵隊や自衛隊などの取材に力を入れたとのことです。
60歳を前に造形作家の道を歩み、当初は音楽家や鳥、花など美しく小さな作品作りに取り組んでいたそうです。しかし、「戦争する国」への兆しがみえたとき、それまでの作品づくりでよいのかと自問、以来15年に及ぶ「戦死者たちからのメッセージ」制作に取り組んだとのことです。(氏のプロフィールより)

私が特に印象に残ったのは「特攻兵士の問いかけ」
軍拡まっしぐらの社会に生きる私たちに
それで良いのか!?
また、あやまちを繰り返すのか!?
と、突き付けられていると感じ、動機が止まらず苦しくなるほどでした。

ウクライナ、ガザ、スーダン、ミャンマーなど、世界のあちこちで紛争が絶えない今、一人ひとりが78年前の戦争の惨状に向き合い、考える時だと考えます。
機会がありましたら、ぜひ、鑑賞してください。

特攻兵士の問いかけ

希望

会場の入り口は楽しい作品が並んでいました

 

 

練馬・生活者ネットワークは、「地域から平和」の政策を推進する一環として毎月9日の12時から13時の1時間、練馬駅前で9条スタンディングをおこない、反戦・平和をアピールしています。約20年継続しています。どなたでも参加できます。

また、子ども部会主催で「教えて! 〜ミサイル飛んできたり、台湾有事とか言われているけれど、軍拡反対で大丈夫なの?〜(仮)」開催する予定です。講師は、区内で長く反戦・平和の活動の中心を担い、国の防衛施策や自衛隊の機能の変遷などに詳しい区民の方にお願いしました。
ぜひ、ご参加ください。

「教えて! 〜ミサイル飛んできたり、台湾有事とか言われているけれど、軍拡反対で大丈夫なの?〜(仮)」

日 時:2024年5月8日(水) 10時~12時
会 場:練馬区立区民・産業プラザ 研修室4
参加費:100円(会員は無料)
予約不要、直接会場にお越しください。
お問い合わせは、やない克子のサイト「お問い合わせ」よりお願いします。