東京外環道シールドマシンの停止、4年前の事故が原因⁉

今年1月20日、東京外環道大泉ジャンクション(JCT)から発進したシールドマシンから異音が発生したため、それ以降掘進工事が停止しています
C3東京外かく環状道路 大泉側本線(南行)シールドトンネルについて

4月1日の報告では、シールドマシンのカッター部を回転させる大ギヤと接する部分(ベアリング)の部材の約7割に変状が確認されたとのことでした。
C3 東京外かく環状道路 大泉側本線(南行)シールドトンネルについて(第2報)

7月28日付で公表された第3報によると、2022年4月に大泉JCT事業用地内で発生したシールドマシンと地中壁鋼材との接触事故が遠因である可能性が示されたのです(第3報内の別紙2)。
C3東京外かく環状道路 大泉側本線(南行)シールドトンネルについて(第3報)

以下、2022年の事故当時のレポートです
外環道シールドマシン破損で掘削再停止 | やない克子
外環シールド機の破損、疑念が増すばかり | やない克子

シールドマシンは、工事ごとにオーダーメイドで造られているため、あらゆる部品が特注品です。
今回、3種類のベアリング部材を損傷した数を製造し、シールドマシン内部から交換作業を行っていくのだそうです。
部品の製造から交換作業終了まで、この補修作業が一体いつまで続くのか、事業完成がさらに先送りになるのは必至です。

2022年の事故発生時、シールドマシンの損傷について調査したうえで補修したはずです。しかし、「別紙2」では、「接触(事故)によりベアリングに一時的かつ局所的に設計を上回る荷重が作用したことで、微細な欠けが生じ、その後の長距離掘進に伴い損傷が拡大した可能性が推定される」と明記されています。
事故の度に補修する「その場しのぎの対応」が残りの掘進距離に耐えうるのか、新たな故障につながらないのか、そもそも巨大シールドマシンを長距離作動させることが可能なのかなど、8月のオープンハウスで事業者に指摘し、確認したいと考えています。

ご意見をお寄せください。

外環事業シールドトンネル工事の状況等をお知らせするオープンハウス

練馬区内は、以下の3か所で開催されます

8月6日(木)練馬区役所石神井庁舎   18-20時(意見交換 19-20時)
8月18日(火)石神井南地域集会所    18-20時(意見交換 19-20時)
8月22日(土)大泉インフォメーションセンター 10-12時, 14-16時
*意見交換は要予約