3年ぶりの防災フェスタ、来場者は4500人
9月4日、区立大泉第二中学校で防災フェスタが開催されました。
開会前から家族連れを中心に大勢の方が来場しました。
起震車やミニ防災井戸などの体験、消防車やパトカーなどの車両展示コーナーでの記念撮影など各ブースはあっという間に長蛇の列。
特に、30組に限定された「はしご車搭乗体験」の抽選整理券はあっという間に配布終了になってしまったようです。
来場者は約4500人。前回の2019年は約2600人だったので、本当にたくさんの方が来場したことがわかります。
新型コロナウイルス感染防止のためにさまざまなイベント類が中止になり、防災フェスタも3年ぶり。
イベントを楽しみたいという気持ちの方も多かったのではないかと想像できますが、この機会にファミリーで防災に関心を持つことができれば目的にかなっていると思います。
特に目を引いたのがペット防災。
ホームセンターコメリが所有するドーム状のテントを設置し、練馬区獣医師会の先生方が避難拠点でのペットの生活やペット用備蓄品の紹介などを説明してくださいました。
避難拠点の感染防止対策として、98か所の避難拠点に「咳・発熱症状者用のテント」を8張備蓄しているとのことです。
避難拠点1人当たりのスペースである1m×2mの約2倍。災害時には体育館ではなく別室に設置することになっています。高さに制限があるものの段ボールベッドにも対応できるだろうとのことです。
練馬区では、災害時の電力供給のために個人が所有する電気自動車EV)、燃料電池自動車FCV)、プラグインハイブリッド自動車PHV)の登録を呼びかけています。
現在の登録状況は11名。
フェスタ当日は、区が所有する電気自動車から会場内に電気を供給していました。
9月3日のお昼ごろ、23区を震源とするマグニチュード4.2の地震が発生しドキッとしました。
地震は予測ができないからこそ、日頃の備えが必要です。
ねりま災害ポータルを参考にしてください。