「食べものから世界を学ぶ」オンライン学習会を開催します

2020年の日本の食糧自給率は37%。

気候危機、新型コロナウイルス感染症の世界的なパンデミック、ロシアのウクライナ侵攻は私たちの暮らしに大きな影響を与えています。光熱費や食料品の高騰が家計を圧迫し、暮らしと世界がつながっていることにあらためて気づかされました。

食べることは生きること。私たちの体は食べものが作っています。その「食べもの」のほとんどは、市場経済に組み込まれたお金を儲けるための「商品」です。

食や農は、自然や文化や人間の本能として語られることが多いですが、「大豆と油について調べ始めたら、あっという間に帝国日本の満州支配や戦争や財閥の研究に陥った」という講師の平賀緑さん。「食べもの」から資本主義の成り立ちとカラクリを学び、日々のご飯から人も自然も壊さない世界を考えてみませんか。

ぜひ、ご参加ください。

食べものから世界を学ぶ
~人も自然も壊さない経済とは?~

日 時:2022年8月3日(水)14:00~16:00
講 師:平賀 緑さん(京都橘大学 経済学部 准教授)
参加費:無料 (但し、接続のための通信料は各自負担になります。)
定 員: 50名程度(オンライン参加のみ)
申込締切:7月29日(金)12時まで ※定員になり次第締め切ります。
8月1日までにメールにてzoomリンク先をお知らせします。
主催・問合せ:練馬・生活者ネットワーク 電話:03-3993-4899 メール: info@nerima-net.gr.jp

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平賀緑さんのプロフィール

国際基督教大学卒業後、香港中文大学へ留学。新聞社、金融機関、有機農業関連企業などに勤めながら、食・環境・開発問題に取り組む市民活動を企画運営した。ロンドン市立大学修士(食料栄養政策)、京都大学博士(経済学)。食と資本主義の歴史、植物油を中心とした食の政治経済を研究している。
著書に『食べものから学ぶ世界史』(岩波ジュニア新書、2021年)、『植物油の政治経済学』(昭和堂、2019年)。