「海上ボーリング調査の中止と上関原発計画の撤回を求めて」緊急オンライン集会開催

11月15日(日)、上関どうするネットは「海上ボーリング調査の中止と上関原発計画の撤回を求めて」緊急オンライン集会を開催しました。you tubeで配信されていますので、ぜひご覧ください。
応援メッセージの代読や行動提起で私も参加しました。https://youtu.be/DG1DGGA4FPk

再生可能エネルギーのさらなる推進で脱炭素社会の実現を

10月26日に開会した臨時国会の所信表明演説で菅首相は、国内の温暖化ガスの排出を2050年までに「実質ゼロ」にする、脱炭素社会をめざすと表明しました。
ところが、同じ演説の中で「安全最優先で原子力政策を進める」とも発言しているのです。

この所信表明を受けたかのように、宮城県の村井知事は、女川原発2号機について再稼働の前提となる地元同意を表明しました。

国会の質疑やメディアの取材で、梶山弘志経済産業相は「今後10年程度は原発の新増設や建て替えは進めない」と発言していますが、国のエネルギー基本計画の改定にどう反映されるのか、とても心配です。
現に、山口県の上関原発建設計画はいまだに残っています。

原発建設のための準備工事はやめて!

上関原発建設計画に反対するために首都圏で活動する「上関原発どうするの?~瀬戸内の自然を守るために~(略称:上関どうするネット)」は、2009年から毎年講演会などのイベントを開催してきました。イベントのたびに「今だに原発の計画があるの⁉」と驚き、呆れる人が大勢います。

現時点で原発の新増設を考えていないとしながら、
山口県は中国電力に、上関原発計画にかかる埋め立て免許の再延長と海上ボーリング調査を許可しました。そして、中国電力は、11月4日からボーリング調査のための準備工事をすすめようとしています。

実は、昨年のこの時期も同様の動きがあったのですが、計画地対岸の祝島の漁師さんたちが海域で漁をおこなったり、天候が荒れたりして、12月16日に作業が中止になりました。

東京電力福島原発事故を経験しても「原発ゼロ」にしない国、上関原発建設を容認する山口県、中国電力の暴挙を大勢の人に知ってほしいと思います。

中国電力の準備工事は、祝島の皆さんの監視行動などによって11月20日も中止が決まり、まったく進んでいません。
瀬戸内海の中でもとりわけ豊かな自然が残り、生物多様性のホットスポットである上関周辺を、建設の見通しも立たない原発のための無駄な工事で汚すわけにはいきません。

東電福島原発事故の前の2011年2月、上関原発計画地では中国電力の作業が強行されていました。
当時、祝島の女性が中電の作業員に呟いた言葉を紹介します。

「わしらは中電の作業員を憎んでいないんよ。むしろ同情してるし、可哀想だと思ってる。彼らは家族もあるし命令されてるだけだから。でもね、どんなことがあってもわしらは金で海をうる事はできんのよ。1000年以上も島を守り続けてきた先祖や、これからの子に申し訳がたたんけ」

文芸評論家の斎藤美奈子さんからの応援メッセージを代読させていただきました