不燃ごみの資源化に向けて資源循環センターを拡張

9月14日(金)の清掃・エネルギー等特別委員会で、「不燃ごみの資源化」や「効率的な資源・ごみの収集運搬体制の構築」を推進するための施設整備の計画が示されました。

不燃ごみとして出された鍋ややかんなどの金属類を自区内で分別し、資源化している杉並区の取り組みについて前回の委員会で説明がありましたが、練馬区内にも同様の施設が整備されることになるのです。

谷原にある、練馬区資源循環センターの東側に隣接する約1,300㎡の土地を取得し、不燃ごみの中継施設として、仕分け作業や積み替えを等をおこなう作業倉庫を整備する計画です。
各家庭から収集した不燃ごみを仕分けし、金属類や小型家電、蛍光管等水銀含有廃棄物を抜き取り、事業者を通じて資源化します。資源として売却するので、その分は練馬区の収入になると同時に、排出するゴミの量も減らすことにつながります。
金属類を抜き取った不燃ごみは、中防不燃ごみ処理センターに搬入されます。

180914環まち資料のサムネイル

 

今後の予定は下記のとおりです。
2018年度   用地取得
2018~20年度 基本設計・実施設計
2020~21年度 施設整備
2021年度   事業開始
今定例会中に、用地取得に向けた測量や土地鑑定評価の経費が補正予算として計上される予定になっています。

ごみ減量やリサイクルについて関心のある人が増えている一方で、分け方や出し方がわからなかったり、いい加減なままゴミにしてしまう人も多いのが現状です。関心のある人、無い人を交えて話し合うことで理解が進んでいくのではないでしょうか。

分別を徹底して資源化を進めることと併せて、ゴミをつくらない暮らし方など、区民への理解啓発の場になることを期待します。