「練馬区もの忘れ検診」が拡充
もの忘れ健診
認知症支援事業として、2021年度から開始した「もの忘れ検診」
認知症の症状を早期に発見し、適切な医療や介護予防につなぐ、健康診査やがん検診など他の成人検診と同時期に実施することで、より健康的な生活を送るためのきっかけづくりにすることが期待されます。
具体的には、
70歳、75歳の方を対象に受診券やチェックリスト、認知症ガイドブックを送付
・認知症と診断されていない
・チェックリストの点数が20点以上
・点数に関わらずもの忘れが心配な方
⇒区内の医療機関で無料で検診を受けられます
2021年度は13,666名の方に通知し、受診した方は317名、そのうち支援につながった方は78名だったとのことです。
2023年度からは、70歳・75歳の方全員への受診券発送に加え、 70歳以上の希望者でチェックリストの結果が20点以上だった方は、無料で検診を受けられるようになります(1回/年)。
検診開始は2023年5月上旬の予定です。
また現在、「自分でできる認知症の気づきチェックリスト」は認知症ガイドブックの7ページに掲載されていますが、より目に留まりやすくするために、次期改定のタイミングで裏表紙に印刷するそうです。
高齢運転者の認知機能検査が免除に
75歳以上の高齢運転者は、免許更新の際に認知機能検査の受検が義務付けられていますが、2022年の道路交通法改正に伴い、医師が作成した診断書等を提出した場合、受検が免除されることになりました。
練馬区もの忘れ検診の結果が「認知機能障害の疑いなし」であれば、検査結果(運転免許証の有効期間の満了日前6か月以内のもの)を提出することで認知機能検査の受検が免除されるようになります。