2022年を振りかえって
大晦日を迎えました。
今年は、戦争が私たちの暮らしに与える影響を実感する1年でした。
私自身の活動は、生活困窮者支援と東京外環道に関わる住民対応・事業者対応が主軸になりました、というか、ならざるを得ませんでした。
昨夜も区内の困窮者支援団体の相談会と夜回り活動に参加させていただきました。
新型コロナウイルス感染症の拡大から3年。
2022年度予算は「景気が戻りつつある」と税収増を見込んだものでしたが、感染予防のための経済停滞が招いた格差拡大は若年女性やシングルマザー、高齢者などより弱い立場の人たちの暮らしに影響を与え続けています。さらに、2月のロシアのウクライナ侵略をきっかけに始まった物価高騰でより深刻になりました。
国のエネルギー政策は、脱炭素に加え、エネルギー価格高騰を理由に原子力発電推進に大きく傾いています。しかし、ウクライナの原発が戦火に晒され、多くの人々が恐怖を感じながら状況を見守ったのではないでしょうか。
「わたしが納めた税金は、防衛費ではなく教育や社会保障、福祉など暮らしが良くなるように配分してほしい」
多くの方からご意見やご要望をいただきました。私も同感です。
来年も「生活は政治 政治は生活を良くする道具」という考えで邁進してまいります。
良いお年をお迎えください。