7月はシャボン玉月間

私が加入している生協では、7月のシャボン玉月間に向けて毎年、「石けん運動ネットワーク」の機関紙に掲載する行政メッセージを依頼するための面談を要望しています。

せっけん運動ネットワーク(旧協石連)は、せっけん使用を入り口に、水環境を守る視点から幅広く暮らしを見直そうと活動する漁協、農協、生協など全国 50 団体の協同組合によって構成されている組織です。

今年も5名の組合員の仲間が区長を訪問し、環境部長、教育振興部長とも面談しました。

今年は、組合員のお子さんが自由研究として取り組んだ「公園のポイ捨ての状況」をまとめた力作を持参し、大いに盛り上がりました。
区長自身、ジョギングしながらゴミ拾いを実践しているとのことで「仲間だなぁ」と。また「始めたころよりも道端のポイ捨ては減ってきていると感じている」とも。

環境美化に子どもの力を借りて啓発する意義は大きいと感じています。子どもたちの実践や研究の成果を発表・発信する場の充実を求めました。

以下、練馬区長のメッセージを掲載します。


シャボン玉月間に寄せて

練馬区長 前川 燿男

練馬区は、都心近くに立地し、大都市東京の魅力を享受しながら、公園や農地、樹林地など、豊かなみどりを楽しめる住宅都市です。
地域住民、学校、事業者、民間団体等、様々な主体と協働し、「エネルギー」「清掃・リサイクル」「みどり」「地球環境」の4分野を柱に、一歩一歩、脱炭素を推進しています。本年2月には、2050年の二酸化炭素実質ゼロを目指すゼロカーボンシティを表明し、実現に向けて計画を策定することとしました。
引き続き、区民・事業者の皆さんと力を合わせて、みどりの風吹くまち練馬の実現に全力を尽くしてまいります。
石けん運動を通じた皆さんの活動が、水環境を守り、練馬区のみどりの保全に繋がっていくことを期待しています。