上関どうするネット・第4回オンライントーク

中国電力上関原子力発電所建設計画に対して、首都圏で反対する活動に取り組んでいる「上関原発どうするの? ~瀬戸内の自然を守るために~(上関どうするネット)」。

毎年、講演会やデモなどのイベントを企画していましたが、多くの市民活動と同様、コロナ禍の制限を余儀なくされました。
しかし、国のエネルギー政策は「原発をベースロード電源」のままであり、感染症の収束の見通しが立たないからといって、じっとしているわけにはいかないとオンラインイベントに切り替え、建設準備のための海上ボーリング調査など、昨年から現地の様子を3回発信してきました。

4月17日に4回目のオンライントークを開催し、司会を務めました。今回のテーマは「祝島小学校再開!おめでとうスペシャル」。
2016年3月に休校した祝島小学校。今年度3名の1年生の入学を機に5年ぶりに再開されました。
入学、再開に至るまでの経緯や子どもたちの様子を保護者と島民の立場で、祝島の暮らしについて「ひじき狩り」を中心にお話ししてもらいました。

保護者をはじめとする島民の粘り強い要請の結果、小学校再開が実現しましたが、上関原発建設に積極的な議員が多数を占める町議会で「政争の具」になりかねない状況もあったと聞きました。

あらためて「原発は地域住民を分断する」と認識しました。

国のエネルギー政策は「カーボンニュートラル」を隠れみのに原発推進です。黙っていては、停止中の原発がいつ再開されるかわかりません。粘り強く、脱原発を訴えていきたいと思います。

エネルギー基本計画の見直しに当たり、意見を募集しています。ぜひ、意見を出しましょう!

当日流す予定だった、ひじき狩りの動画はこちら↓

 

過去のイベントは下記の通り
第1回(2020年9月5日)
いらんじゃろう!上関(かみのせき)原発2020 ~人も自然も生きものも~
海上ボーリング調査も海の埋め立てもNO!

第2回(2020年11月15日)

海上ボーリング調査の中止と上関(かみのせき)原発計画の撤回を求めて

第3回(2020年12月19日)
中国電力の海上ボーリング調査の中断を受けて
https://youtu.be/pTyYu3rET2k

 

 

どうするネットメンバー7名で役割分担。開始10分前の風景。