次期介護保険事業計画策定に向けて

 3年ごとに見直す介護保険制度。残念ながら見直しのたびに、わかりにくく、利用しにくい制度になっていると言わざるを得ません。
区の介護保険事業の運営に関する重要な事項を審議する「介護保険運営協議会」では、現在、第8期練馬区高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画(2021~23年度)策定に向けた話し合いが始まっています。

 この間、国の社会保障審議会介護保険部会で「持続可能な制度のため」と議論されてきた、自己負担分が2割になる対象の拡大やケアプラン有料化などは今回の改正では見送られたものの、財源ありきの姿勢は変わりません。
 世界で誰も経験したことが無い「超、超高齢社会」に暮らす私たち自身が関心を持ち、「高齢になった時にどのように暮らしたいのか」「そのためにどのようなしくみが必要か」など、現場も含めた区民の声を届けることが必要ではないでしょうか。
 そこで、生活者、事業者、専門家とさまざまな立場の区民が集い「練馬の介護保険のこれからを考える会(仮称)」を設立し、区民学習交流集会を開催します。どうぞ、ご参加ください。

❝ここを変えよう❞介護保険制度!区民学習交流会@ねりま
小竹雅子さんと学ぶ、介護保険の今とこれから
日 時:2020年2月26日(水)18:30~20:30
会 場:区民・産業プラザ「ココネリ」3階 研修室1
参加費:500円
講 師:小竹雅子(おだけまさこ)氏(市民福祉情報オフィス・ハスカップ主宰)
主 催:練馬の介護保険のこれからを考える会
全国老人福祉問題研究会・練馬支部
連絡先:このホームページの「問い合わせ」からご連絡ください。

 

「練馬の介護保険のこれからを考える会(仮称)」は、学習交流集会開催後、第8期練馬区介護保険事業計画の策定に向けて、区民の要望を反映させるための学習、研究、提言などの活動に取り組む予定です。

私も「練馬の介護保険のこれからを考える会(仮称)」の一会員として活動していきます