今年最後の9条スタンディングで「安保法の廃止を!」訴える

 

 9月19日、議事録にも残らない参議院での強行採決の末、「平和安全保障関連法」が成立してから3か月になろうとしています。夏の暑い日差しの中、台風の接近による悪天候の中、多くの市民が連日連夜、国会前に集結していたのが遠い昔のようですが、まだ3か月しか経っていません。日本の四季の移り変わりは、もしかしたら記憶をリセットするのに一役買っているのでは、と恨めしくさえ感じる日々です。

  

 安保関連法は、政府のこれまでの憲法解釈を大転換した閣議決定(2014年7月1日)に基づくもので、平和主義・立憲主義・民主主義を破壊するものであり、認めるわけにはいきません。これまで安保法案廃案にむけた抗議行動をリードしてきた「戦争させない・9条壊すな!総がかり実行委員会」がよびかけている「戦争法の廃止を求める2000万人署名」に、生活者ネットワークも賛同し、署名活動に取り組んでいます。

 12月9日、今年最後の「9条スタンディング」をおこない、署名の協力も呼び掛けました。わざわざ自転車を止めて署名するなど、関心の高さを感じました。自衛隊が駆けつけ警護など海外で武力を使う前に「安保関連法の廃止を」と考えます。粘り強く廃止を訴え、活動していきます。

12/9 9日恒例の練馬駅前「9条スタンディング」で「戦争法の廃止を求める2000万人署名」活動。

 

 

12/3夕刻 練馬駅前で市民とともに宣伝行動