LGBTに関する課題解決に一歩踏み出そう
同性カップルを、結婚に相当する関係と認める書類を発行する制度が、渋谷区と世田谷区で始まりました。また、兵庫県宝塚市が、来年度に向けて、性的マイノリティの人たちを支援するための施策を来年3月までに要綱としてまとめる方針を明らかにしました。
たいていの人は生まれたときに「女」「男」などと性別を決められ、それに強烈な違和感や抵抗感を持つことなく暮らしていきますが、性的マイノリティの方々はその成長過程で、トイレやロッカールーム、制服をはじめ、さまざまな多大なストレスを感じています。性的指向や性自認の困難を抱える人は、7割弱が自死念慮を抱え、4割弱が自殺未遂歴があると言われていますが、一般的には知られていません。
誰もが自分らしく生きられる社会、地域にするためには多様な生き方を認め合うことが大切です。
この課題解決のために、市民・議員・行政としてどのように関わっていくことが必要か。日本で最も多くのLGBT当事者が住んでいると言われている東京都において、LGBTに関する知識や取り組みを都と当事者団体とともに共有し確認する企画が開催されます。ひとりでも多くの方にご参加いただきたいと思います。
第18回 市民と行政の協議会
~東京都における性的指向および性自認に関する課題解決のために~
日時:2016年1月27日(水)14:30~16:30
会場:都議会議事堂2階・第2会議室
主催:東京都における性的指向および性自認に関する課題に取り組む実行委員会
(通称:東京都LGBT実行委員会)
問合せ:都議会生活者ネットワーク(担当:苗村)
電話:03-5320-7283 FAX:03-5388-1789
E-mail:network-mirai@ia8.itkeeper.ne.jp
〈市民と行政の協議会とは〉
都政において、市民と行政のパートナーシップで特色あるまちづくりをすすめるために、都議有志が仲立ちして、1994年より「市民と行政の協議会」を開催してきました。これまで、食の安全、ダイオキシン、DV、エネルギーなどをテーマにしてきました。