市民に開かれた市議会~環境まちづくり委員会視察報告3~

市庁舎の前で

 
  10月21日~22日、環境まちづくり委員会で那覇市を訪問し、まちづくり緑化について視察しました。今回の視察目的ではありませんが、201212月に完成した新庁舎があまりに素晴らしかったので、紹介します。バリアフリー化だけではなく、子ども用のプレイコーナーの設置や「市民サービス窓口」を低層階に集約・配置したユニバーサルデザイン。壁面・屋上緑化、再生水利用や太陽光発電設備などの環境対策。免震構造や自家発電設備などの災害対策。「市民と行政の協働の場」として機能させるために、住民・NPO団体・企業などとの交流や情報交換できる場が確保されています。
 
 
 特に、画期的、理想的な議場に感激しました。議場は円形の配置で、議長席をはさんで議員席と理事者席が向かい合っています。議員席にある賛否のスイッチで、結果が掲示され、議員個人の賛否がわかる仕組みになっています。 

 
 
 
  傍聴席は1階と2階にあり、防音設備のある親子傍聴室もあります。また、議場の2階の側面がガラス張りになっていて、議会開催中は窓が開けられ、傍聴の手続きをしなくても議会の様子を見下ろすことができるようになっています(よくTVドラマで手術を見下ろしている、あんな感じです)。市民だけではなく、執務中の職員も移動途中に見ることができ、議員だけでなく理事者にとっても緊張感のあるつくりになっています。親子傍聴室を利用して、小学生の社会科見学や保育園児がお散歩の途中に立ち寄ることもあるそうです。

1階の傍聴席にある記者席には袖机がある

 大型モニターの上部のガラス部分から議場を見下ろすことができる

 

 新庁舎になってからの2013年度の傍聴者数は2012年度と比較すると、100人以上増え、683名だったそうです。練馬区の2013年度の傍聴者数は(ほぼ同じ条件にして)450名弱ですので、単純な比較はできませんが、200名以上少ないことになります。人口は2倍以上であることを考えると、練馬区議会への関心が薄いのではないかと感じます。練馬区では、本会議開催中は本庁舎1階アトリウムのテレビモニターで議場の様子を放映しています。「議会傍聴のため区役所に行く」というのは時間的にも難しい方が多いと思います。本会議の模様はホームページで映像配信されていますので、ぜひ見てください。

 これから区政運営の新しいビジョンの素案が12月に示され、区民意見の募集が行われます。区民に開かれた区政にするために、情報公開を進めていきます。