「なんでもヒミツ」秘密保護法NO!石泉パレード

 11月26日に「特定秘密保護法案」が衆議院を通過してしまったあと、法案成立をなんとか阻止しようと全国各地で連日抗議行動が続いています。練馬でも12月1日、「憲法骨抜きNO!ねりま」主催の抗議パレードがあり、練馬・生活者ネットワークの仲間とともに大泉石庭の森緑地から石神井8丁目までの石泉コースに参加しました。日曜日の午後、商店街から住宅地を歩きましたが、家から出てきて拍手で応援してくれる人やチラシの受け取りの反応から、関心の高さを実感しました。

 11月29日、自民党の石破幹事長が自身のブログで「特定機密保護法絶対阻止!」の抗議行動をしている市民をまるでテロ組織であるかのような発言をしました。「主義主張を実現したければ、民主主義に従って理解者を一人でも増やし、支持の輪を広げるべき」と言っていますが、国民にその時間を与えず強行採決に持ち込んだのは他でもない、安倍政権ではありませんか。

 このパレードの後、「標的の村」という映画を観てきました。沖縄の高江という集落に住民の反対を無視して米軍のヘリパッドを強硬に建設する。また普天間基地にオスプレイを配備させないために抗議している住民を強制排除する姿を目の当たりにしました。今でさえ国家権力が個人をないがしろにしている事実があるのに、この悪法が成立してしまったら、国家に不都合なことは知らされなくなってしまいます。

 特定秘密保護法案は参議院で審議中ですが、今週末にも成立されてしまう可能性があります。国民の知る権利を阻害するということは、人権侵害にもつながることです。表現の自由が奪われ、ある日突然テロリストにされてしまうかもしれません。

 多くの反対の声を国会に届け、今国会で廃案にさせなければならないと思います。

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