校舎改築中の避難拠点運営について
練馬区第2次みどりの風吹くまちビジョン アクションプラン[年度別取組計画]では、おおむね年2校ずつ校舎等の改築工事が進められる計画になっています。
校舎改築中の避難拠点はどうなるの?
千葉県で台風15号による大きな被害が出たのを目の当たりにして、あらためて防災に関心が高まっています。
私の最寄りの避難拠点である関町北小学校は、現在改築中。
仮設校舎への移転が完了し、今後既存校舎の解体、新校舎の建設(体育館やプール含む)、仮設校舎の解体、グランドの整備と完成は約4年後の2023年の予定です。その間、大きな災害が起こらないとは言い切れない中で、地域からは「しばらくは避難拠点として使えないのか」「どこに行けばよいのか不安」との声を聞いています。
結論からいうと、基本的には避難拠点は開設します。
ただし、改築中は先に記したように順次、校舎やグランドの配置が変わっていきます。その時々の状況に応じた避難拠点運営をせざるを得ません。
まずは、避難拠点運営を開設・運営する、避難拠点要員(区職員、学校職員)と地域の住民で構成する避難拠点運営連絡会の間で校舎改築中の状況を共有する必要があると感じました。
9月14日に実施された避難拠点訓練を見学しましたが、防災倉庫の位置や移転の時期なども確認していました。
また、ある町会では、地区祭を活用し校舎改築中でも避難拠点は開設することをアピールすることを考えているとのことです。このような地域での積極的な取り組みも安全安心につながると感じます。
校舎改築の際には、学校関係者と町会など地域住民で構成する改築懇談会が設置されるそうでが、避難拠点運営に関わる方の出席を要請するなど、改築中の情報を共有する機会を設けるよう求めていきます。