都心上空低空飛行お断り!表参道パレード

2020年東京オリンピック・パラリンピックへの訪日客やグローバル社会への対応を理由に進められている、羽田空港新ルート計画。
生活者ネットワークは、経済優先で安全性軽視、住環境悪化を招くとして、計画発表当初から一貫して見直しを求めてきました。しかし、国は8月に来年3月29日の夏ダイヤの改正から新ルートを運用すると発表し、8月30日から12月下旬にかけて飛行検査が実施されています。

これまで関係自治体で開催されてきた説明会やオープンハウスでは、計画に反対する声や落下物や大気汚染、騒音の不安を訴える声が多数出ていました。しかし、国交省からは不安を払しょくする明確な返答は得られませんでした。さらに、「地元の理解を得てから実施する」と言ってきたにもかかわらず、住民の十分な理解が進んでいる状況ではありません。

飛行ルートに関わる地域の生活者ネットワークからも複数参加し、表参道周辺をパレードしました

9月21日、市民団体「羽田問題解決プロジェクト」主催による、都心部上空を低空飛行させる羽田空港の新ルートに反対するパレードに参加しました。
骨董通り~青山通り~表参道~明治通りのパレードには、自治体を超えて連携した住民約100名が参加。
「おことわり。うるさい、あぶない低空飛行」「おうちの上を飛ばないで」「空から部品おとさないで」「静かな環境守ろう」のコールで観光客をはじめ大勢の道行く人に「無謀な計画」をアピールしました。

パレード前の集会には、立憲民主党、社民党、日本共産党などの国会議員が参加し、それぞれの視点から「この無謀な計画を中止させるための働きかけが必要」と発言した。

国の計画推進の発表後も、関係自治体の住民は諦めていません。各地域で学習会が開催されています。
計画そのものを知らない人も大勢います。まずは、この無謀な計画を知ってください。
練馬区内の学習会のご案内です。ぜひ、ご参加ください。

 

「地元の理解なし」で羽田新低空飛行ルートを運用してもいいんですか!

羽田新ルート 学習・討論集会

日 時:10月27日(日)14:00~16:30

会 場:ココネリ3階第1研修室(区民・産業プラザ 練馬区練馬1丁目17番1号 練馬駅北口すぐ)

参加費:500円(資料代)

講 師:杉江 弘氏(航空評論家で航空機の安全対策に携わってきた元JAL機長)
秋田 操氏(「都心低空飛行ルートに反対する品川区民の会」「東京連絡会」共同代表)

主 催:STOP!羽田新ルート・練馬の会
(連絡先:青木080-5003-4738 飯野090-6939-4379)