都市計画道路について、8/10まで意見を募集中です
現在、東京都では「東京における都市計画道路の在り方に関する基本方針 中間のまとめ」を発表し、意見募集を実施しています。
都は、2016年度末に「東京における都市計画道路の整備方針(第四次事業化計画)」を策定し10年間で優先的に整備する路線を選定しました。今回の意見募集は、第四次に選定された優先整備路線等を除く未着手の都市計画道路が対象になっています。
練馬区内の都市計画道路はこちらを(拡大して)ご覧ください。
区内では、16路線(図の黒い点線)、約25㎞が対象になっているとのことですが、この図を見てもとても分かりにくいです。区は「わかりづらい路線」について、「区民から問い合わせがあったら説明する」というスタンスです。
さらに、区は、意見募集について「ホームページでお知らせしている」としていますが、そのサイトをまでたどり着くのも非常にわかりづらくなっています。
区のホームページのトップページ⇒区政情報⇒まちづくり・都市計画⇒都市計画道路 とクリックしてやっと「意見募集の表示」が出てくる状態です。これではまるで、なるべく「関心を持ってほしくない」「意見を出してほしくない」と考えているのではないかと思われても仕方がないのではないでしょうか。
今後の社会情勢について、大幅な税収増は見込めない一方、社会保障費や老朽化したインフラの維持・更新費用の増大が見込まれていて、新しい道路計画にどれだけの税金を投入していくのか、将来世代に負担を残さないようにどう考えるのか、多くの方に関心を持っていただきたいと思います。
そのための区の役割とは、区民に関心が集まるような周知方法の工夫や、場合によっては説明会の開催など情報を積極的に公開することです。
この意見募集は、東京都が実施主体です。しかし、区も、練馬区民からどのような意見が出されたか把握すること、さらに、どのような意見が出されたか区民にもわかるように公開することを区から都に働きかけることを求めました。
意見募集の締め切りは8月10日(金)です。都市計画道路に関するあなたの考えを、ぜひ、提出してください。