国民の声を無視する政治家なんていらない!

 2013年12月6日(金)とうとう稀代の悪法「特定秘密保護法案」が参議院も可決、成立してしまった。参議院は「良識の府」ではなかったのか・・・

 国会の中の議員にこの市民の声が届かないはずがない。国会周辺だけではない。全国各地で抗議行動が起こった。この法案に賛成していた議員事務所の電話には抗議の電話が入っていたはずである。

衆議院、参議院でこの法案成立に加担した国会議員に告ぐ。

わたしたちはこの暴挙を決して忘れない。

「有権者はすぐ忘れる。今は騒いでいても半年も経たないうちに忘れてしまう。だから少々手荒に強行採決しても大丈夫」なんて思っているかもしれないが、わたしたちはこの暴挙を目の当たりにした今、自分が選んだ政治家がどのうな判断をしたかということを改めて思い知らされたはずだ。次の選挙では政治家の暴走を許さない有権者の判断、選択が待っている。

 

 

わたしたち有権者は、自分が選んだ党が政治家がどのように判断し、決断したか追い続けていかなければならない。それが有権者の責任だ。わたしたちはすべてのことを政治家に白紙委任したわけではない。決して政治家の暴走を許してはならない。

 2009年の政権交代に大きな期待を寄せた結果の失望。2011年3月11日の原発事故のあと多くの国民が脱原発を願ったにもかかわらずいまだに実現しないことへの苛立ち。でも三度目の正直だ。わたしたちは人権をないがしろにする法案を阻止するために連日抗議行動をしてきた。同じ思いの仲間が大勢いることと、その広がりを実感できた。諦めることなく、特定秘密保護法の廃止に向けて行動を続けていこう。

左から 練馬・生活者ネットワーク 吉川みさ子前区議 きみがき圭子区議 橋本けいこ区議 菊地靖枝区議 やない克子