都議会議員選挙が終わって

2025東京都議会議員選挙が終了しました。

生活者ネットワークは、「あなたの選択が、東京を変える。」をスローガンに掲げ、杉並区、世田谷区、北多摩第二の3選挙区に候補者を擁立。
変革の時代であればこそ、東京都議会にこそ生活者市民の代弁者を持つことの意義を問い、東京を暮らし発・生活優先のまちに変えていくための政策を訴えました。 

その結果、現職で2期目をめざした、北多摩第二の現職、岩永やす代さんが当選しました。

練馬区では、新人のふるやま葉子さんを推薦しましたが、当選は叶いませんでした。

練馬区の選挙結果はこちらをご覧ください

投票率は?

東京都 47.59% 前回(2021年) 42.39%(+5.2)

練馬区 50.65% 前回(2021年)43.68%(+6.97)

投票率は、東京全体、練馬区とも前回(2021年)よりアップ。50%を超えたのは、2017年の選挙以来です。
投票率はアップしたものの、約半数は棄権したことになります。

裏金問題の影響は?

パーティー券販売収入を中抜きして政治資金報告書に記載していなかった、いわゆる「*都議会の裏金問題」。

*自民会派の内部調査の結果によると、2019年と22年の資金パーティーで不記載があったのは、現職16人と元職ら10人の計26人。幹事長経験者は8人で、総額2873万円だった。
都議には2万円のパーティー券50枚(100万円)の販売ノルマがあり、ノルマ超過分の収入を団体側に納めず、中抜きする形で都議自身が得るなどしていた。これらの収入は収支報告書に記載せず、裏金化していた。(東京新聞の記事より抜粋)

自民党は、都議選において幹事長経験者6人の公認を見送り
不記載が確認された人のうち17人が立候補し、12人が当選、5人が落選
練馬選挙区の裏金候補は公認を受け、当選(この候補者に投票した人は、裏金で懐を肥やしていたことを知らなかったのだろうか)

政治は生活をよくする道具

選挙は投票したら終わりではありません。

自分が投票した候補者が
当選した議員が

議会でどのように発言し、政策提案し、行動するか。有権者としてしっかりとチェックすることが大事だと思います。
私自身も、環境・福祉優先、多様な民意が反映される生活優先都市東京、練馬をめざして引き続き尽力してまいります。

都議会自民党不記載があった都議らのリスト 2025年1月23日付 東京新聞記事より
(赤字は、都議選2025の公認、非公認と選挙結果を追記しました)

名前(敬称略)、2019年と22年の不記載額合計、選挙区や当選回数・役職(丸数字は在任期数、☆印は幹事長経験者)の順

三宅正彦 332万円 (島部)現④☆ 非公認 当選
田村利光 287万円 (西多摩)現② 公認 当選
三宅茂樹 251万円 (世田谷区)現⑦☆ 非公認 落選
小宮安里 250万円 (杉並区)現④☆ 非公認 落選
柴崎幹男 241万円 (練馬区)現③ 公認 当選
早坂義弘 214万円 (杉並区)現⑤ 公認 当選
伊藤祥広 194万円 (八王子市)現② 公認 当選
吉原修 146万円 (町田市)元☆
宇田川聡史 138万円(江戸川区)現⑤都議会議長☆ 非公認 当選
鈴木章浩 132万円 (大田区)現⑤☆ 非公認 落選
神林茂 111万円 (大田区)元
秋田一郎 102万円 (新宿区)元☆
小礒明 65万円 (南多摩)現⑥総務会長 公認 落選
崎山知尚 56万円 (荒川区)元
広瀬真木 48万円 (小金井市)2021年立候補者
吉住栄郎 46万円 (新宿区)現① 公認 当選
鈴木隆道 40万円 (目黒区)元
河野雄紀 39万円 (板橋区)現②総務会長代行 公認 当選
発地易隆 37万円 (足立区)現② 公認 当選
石島秀起 30万円 (中央区)現① 公認 落選
沢田洋和 29万円 (品川区)2021年立候補者
北久保真道 25万円 (北多摩1)元
栗山芳士 22万円 (目黒区)元
山崎一輝 16万円 (江東区)元☆ 非公認 当選
星大輔 12万円 (町田市)現① 公認 当選
本橋巧 10万円 (北多摩2)現① 公認 当選