投票する権利の保障を
今年に入りめっきり体力が減退した父の期日前に付き添いました。
以前から「足元が不安なので、選挙に行きたくても行かれない」というご意見やご相談は増えています。
議会でも複数の会派が課題として取り上げていますが、「選挙制度は国が決める」として基本的には変わっていません。
郵便等の投票制度は対象が限られていて手続きにも時間を要し、誰もが気軽に利用できるわけではありません。
他にも、滞在地投票や指定施設投票など、一票の権利を保障する制度があるとはいえ、どれだけの人が利用できているでしょうか。
今回、改めて調べてみて、期日前投票所も含めてすべての投票所に点字器、車いす、老眼鏡、ルーペ(拡大鏡)、コミュニケーションボード、筆談器、すべり止めシートを配置していることがわかりました。また、代理投票や点字投票など「投票所で受けられる支援」もあります。
父もこの支援で車いすを使わせてもらい、投票所内は職員に手伝ってもらって投票できました。
東京都議会議員選挙の投票率の推移を見ると・・・
2021年 43.68%(前回比 -8.31)定数7人
2017年 51.99%(前回比 +6.71)定数6人
2013年 45.23%(区のHP上で調べられず)定数6人
若い人の投票率が低いと言われていますが、「選挙に行きたくても行けない人」の対策もしないと投票率は上がらないのではないかと思います。
投票する権利の保障を求めていきます。

選挙ごとにねり丸のデザインが変わるので、集めるのが楽しみ