光が丘医療福祉プラザを視察

旧練馬光が丘病院跡施設を活用し、整備した医療・介護の複合施設「光が丘医療福祉プラザ」が4月1日に開設します。
運営主体は、医療法人社団慈生会を幹事事業者とする4事業者で構成する「JSKグループ」です。
所管の委員会である、医療・高齢者等特別委員会として、開設前に施設を見学しました。

1階
①慈生会・光が丘病院(外来)
内科、外科、内視鏡外来、睡眠時無呼吸症候群外来
②ねりま在宅診療所
訪問診療(医療法人社団東京白報会)
③光が丘ライフプラザ
看護小規模多機能居宅介護(社会福祉法人信隆会)
④光が丘福祉専門学校
介護福祉士養成施設(学校法人慈生会学園) 昼間2年生(1学年40名)

専門学校の研修用。和室の生活での介護、介助を学ぶため

2階
慈生会・光が丘介護医療院(医療が必要な要介護者のための長期療養施設 定員100名)

3~6階
慈生会・光が丘病院
医療療養病床(48床)
認知症治療病床(43床)
地域包括ケア病床(50床)
・急性期の治療を終えた患者さんが、在宅復帰・社会復帰するために、リハビリを実施する
・患者さんが在宅復帰するために、多職種と連携しながら退院調整し、在宅療養の準備を進める
・在宅療養中の患者さんが、一時的に入院が必要になった時に受け入れる

広いリハビリ室

歩行訓練用。歩く姿を確認できるように鏡がある

手の動きを訓練する

緩和ケア病床(16床)
緩和ケア病床は区内初とのことです。
部屋によっては、トイレの仕切りをドアではなくアコーディオンカーテンにすることで、トイレのそばまでベッドを運び、排せつできるつくりになっています。最後まで個人の尊厳を守る姿勢がうかがえました。

トイレの仕切りがアコーディオンカーテンになっている

早くも、ご家族が慈生会グループの板橋区の施設を利用している区民の方から、「光が丘福祉プラザに転院できることになり喜んでいる」という声が届いています。