民主主義を感じた都知事選

過去最高の56人の候補者、公序良俗に反するポスターや一部の政治団体による公営掲示板のポスタージャックなど、これまでに例を見ない選挙になった都知事選挙。
練馬区の投票率は61.81%。前回の2020年が55.74%でしたので、6.07ポイント上昇。都政、都知事選挙に関心が高まったことは良かったと思います。全体の投票率は60.62%(前回 55.00%)でした。

とはいっても、4割の人が投票していない現実も。その中には、「投票に行きたくても足が悪くて外出できない」という高齢者が少なくありません。郵便投票の対象を広げるなどの制度改正は必須であると考えます。

現職知事の再選でしたが、3期目の都知事には、これまでの都政を、都知事を変えたいという投票数も同じくらいあったことを認識した都政運営を求めます。

今回の選挙は、年齢、性別を問わず候補者を応援する「ひとり街宣」のアクションが印象に残りました。都政のみならず今の政治に危機感を持ち「主権者として政治を変えたい」という、まさしく民主主義の体現であり、生活者ネットワークの政策の柱である「市民の政治参加・参画」だと考えます。

トップダウンからボトムアップの都政へ! 生活者ネットワークは、都政に欠落する自治・分権、情報公開と市民参加を基盤におく都政運営、世代を超えて暮らしの豊かさを実感できる持続可能なまち東京をめざして、市民発・都政への提案を続けます。