練馬城址公園が(一部)開園

5月1日、としまえんの跡地に東京都が主体となって整備している練馬城址公園の一部が開園。
4月の区議選できみがき圭子区議からのローテーションで当選した、新人の山﨑まりもとともに見学してきました。

右から、きみがき圭子、山﨑まりも、やない

今回、開園したエリアは、エントランス交流ゾーン、川辺の散策ゾーン、花のふれあいゾーン。花のふれあいゾーンは、防災施設も整備されています。

5月3日には開園記念イベントが開催され、私は、としまえん水と緑の公園で遊ぶ会主催の「としまえんと練馬城歴史ツアー」に参加してきました。

右が葛城氏。中央がだぼだ氏

日本史家で石神井公園ふるさと文化館サポーターでもある、葛城明彦氏の説明を聞きながら練馬城址周辺を歩き、その広さを実感。
練馬城は戦国初期の城。遊園地のとしまえんのハイドロポリスの位置にあり、周辺からは練馬城縁(ゆかり)の遺物が発掘されているとのこと。毎年開催される「照姫まつり」との関連も活かし、観光スポットとして整備し、その魅力を発信すべきではないかと思いました。

遊ぶ会事務局のだぼだ氏からは「としまえん」100年史を聞きました。
大正15年の豊島園開園当時から、シンボル的な建物である「古城の塔」の保存を望む声は多く、日本建築学会から保存活用の要望書が提出されるような貴重な建築物です。

現在整備中のエリアは「人々を繋げ歴史を伝える文化ゾーン」として、2029(令和11)年度に完成する計画です。
都市計画練馬城址公園の整備計画では、練馬城址や古城の塔について具体的に示されていません。整備にあたっては、専門家や区民の意見を最大限取り入れてほしいとあらためて感じています。

ちょうど1年前のブログ「練馬城址公園整備は専門家や練馬区民とタッグを組んで」もご覧ください。

工事用フェンスの向こうに見えるのが古城の塔。