中村橋区民センターの大規模改修工事について

練馬区立美術館再整備計画にも密接に関係する中村橋区民センター（以下、区民センター）の大規模改修工事について、4月26日の区民生活委員会で報告がありました。

美術館に隣接するサンライフ練馬の敷地も含めて立て替えるため、サンライフ練馬内の職業相談（室）や研修室、トレーニングルームや体育館などの機能を可能な限り区民センターをはじめとする区立施設に移転する計画です。

区民センターの大規模改修は、トレーニング室や会議室の増設などサンライフ練馬の代替が確保できるように設計をおこなうとのことです。
しかし、現在サンライフ練馬には約200㎡、80名定員規模の貸室がありますが、区民センター改修後の最大の会議室は120㎡です。区は、新しい美術館に300名規模の貸室を設置すると答えていますが、貸し出す条件や利用料金は示されていません。
また、年間100件以上ある職業・労働相談をどこで実施するのか明確になっていません。

区民センター内にある地域包括支援センターや学童クラブなどは、改修期間中はサンライフ練馬内に、また、心身障害福祉センターや障害児保育園ヘレン中村橋は光が丘第七小学校跡施設などに移転します。

今年6月から設計に着手し、2年後の2024年4月から大規模改修に着手します。
サンライフ練馬の利用者および団体も含め、多くの区民に影響がおよぶのではないかと思います。
オープンハウスが開催されますので、ぜひ、直接区の説明を聞いてご意見やご要望を伝えてください。