外環、大泉JCT工事現場でも川面に異変

9月5日付けの「東京外環プロジェクト」のホームページに「大泉JCT(ジャンクション)周辺の白子川における漏気について」というニュースが掲載されました。

記事によると、漏気が確認されたのは8月19日。公表までに、3週間近くの時間がかかっています。

9月6日(金)、急遽、国会議員が国交省の外環事業の担当者から状況を確認する機会が設定されると聞いて、同席させてもらいました。

・漏気を確認したのは誰か。どのような状況だったのか。
・世田谷区内の工事現場周辺の野川で酸欠気泡が発生した後に、大泉JCTのシールドマシン発進の際には注入する薬剤などを変更することになっていたが、それでも地表面に影響が出たことをどう考えているのか。
・現在はどういう状況になっているのか  など

確認したいことを議員が矢継ぎ早に質問しましたが、「調査中」「検討中」などいずれも明確な回答が得られず、時間切れになってしまいました。

現場自治体である、練馬区に報告したのは「先週、口頭で」とのこと。練馬区に確認しても今のところ明確な日付を確認できない状況です。

国交省職員は「野川で酸欠気泡が発生しても、地表に出れば希釈されるので環境には影響ない、安全性に問題ない」から、今回も環境に影響を与えることはないだろう、という考えが見え隠れし、危機感に欠ける印象でした。

シールドマシンを稼働させた後に発生した事象、今後の対応について住民に知らせ、疑問に応える説明会の開催を要望しました。

練馬区のホームページ上では外環事業について掲載されていますが、現在のところ(9月6日)「国土交通省 外かく環状国道事務所」のホームページしかリンクされていません。しかし、このサイトを見ても練馬区内のシールドマシンの位置などは確認できないのです。
区民への丁寧な情報提供のためにも、東京外環プロジェクトのサイトもリンクするように指摘しました。 週明けにリンクが貼られていました!!(9/6付けになっているけれど、先週末には無かったよなぁ・・・)

練馬区に対しても、今回の現象を住民に説明する機会を設定するよう求めていきます。

外環事業用地内を外から見られないようになっているので、区民が事実を確認することができません。