人権と多様性を認め合える社会へ

生活者ネットワークは、相談窓口の設置やパートナーシップ制度の制定など性的マイノリティに配慮した施策の推進を求めてきました。

練馬区では、第4次男女共同参画計画で、初めて「性的マイノリティ」への取り組みが明記され、一歩踏み出したと感じました。計画に沿って、男女共同参画センターえーるの相談項目に「性的マイノリティ、LGBT」が明記され、生活者ネットが要望した「相談窓口の明確化」が実現しました。
しかし、パートナーシップ条例の制定には「施策の効果が不明」と後ろ向きな姿勢です。
学校では、自分の性や好きになる人の性に対して悩みを抱えている児童生徒がいることを前提とした教職員の対応が必要であり、そのための研修の充実を求めてきました。また、児童生徒とその保護者が多様な性について理解するための啓発も必要です。

現在、第5次男女共同参画計画策定に向けて動き始めていますが、SOGI(性的指向、性自認)が尊重される社会を前提とした計画となるよう働きかけていきます。性別に縛られることなく暮らしやすい練馬の実現をめざします。