英語教育の実践を見学

卒業式を控えた年度末、中学校の学習発表会を見学してきました。

これまでの英語の学習を生かし、修学旅行先の京都で外国人観光客に英語でインタビューした報告・発表に目が留まりました(後から伺うと、毎年取り組んでいたとのことです)。

質問は「あなたにとって平和とは?」

アメリカ人の割合が多かったですが、ブラジル、フランス、中国・・・。
「戦争がない」という答えが多かったことから、外国人との対話を通じて、生徒自身も「平和とは」を考える機会になったのではないかと感じました。

今年は、インタビューした方から「自分たちの旅行の体験を伝えたい」と申し出があったとのことです。
学校では、急遽カリキュラムを調整してお迎えし、フランスから半年かけて南米、東南アジア、日本と回ってきた貴重な体験を話していただくことにしたそうです。各クラスで会話しいただいたとのことで、さらにコミュニケーションが深まったのではないでしょうか。

学校現場では、さまざまな工夫をして実践的な授業をおこなっていることを実感しました。

3月19日は区立中学校の卒業式に参列しました。
3年前に幼さが残る顔で入学してきた子どもたちが、体も顔つきも大人らしくなっていました。
それぞれの進路で、新たな出会いとさまざまな経験を積んでほしいと思います。