武蔵関駅周辺のまちづくりについて

現在、西武新宿線の井荻駅~東伏見駅付近の連続立体交差化について、東京都と西武鉄道が検討を進めています。踏切が除却されることで渋滞解消につながる事例は、西武池袋線の立体交差化事業の完成で実証されています。

鉄道の立体化に伴う、バス停やタクシー乗り場を集約するなどの駅前広場の整備に関するオープンハウスと意見交換会が開催されました。
2010年に武蔵関駅周辺地区まちづくり協議会が設立され、これまでにまちづくり構想の策定や駅周辺の整備について話し合いを進めてきた経過があります。
その結果を踏まえ、今回のオープンハウスでは駅の北側に駅前広場を整備することが示されました。

現在の駅の北側が大きく変わることになりますが、駅前広場の計画対象範囲内の地権者に対して「北側案」の説明や意向の聞き取りを進めていて、約80%実施済とのことです。

駅前広場の整備に伴い、駅前広場への安全な導線確保として、駅西側を南北に通る補助230号線の整備も合わせて示されています。しかし、駅北側は現在4メートルの道幅しかなく、約4倍の16メートル幅の道路が整備されることで、中学校や幼稚園の教育環境や住環境への影響を懸念します。また、さらに北側には小学校もあり、道路の計画線上が住宅地のところもあります。

2日目の意見交換会の参加者は20名弱(1日目は14名だったとのこと)。
区は「会の開催のお知らせや、まちづくりニュースなどをポスティングしている」と言っているけれど、地域では知らない人の方が多いのでは、という意見が複数。
都市計画道路とバス停やバス路線の関係、通学路、住宅移転など、広範囲の住民にも影響があるはずです。

まちづくり協議会を傍聴できるようにしたり、多くの住民が関心を引くように「知らせる工夫」を求めていきます。
皆さまからのご意見もお聞かせください。