今年は“デモ日和”で「原発いらない」コール

1月7日(日)、今年も「第6回 高田馬場☆ニューイヤー脱原発デモ」に参加しました。今年は約180名の参加者だったそうです。

昨年は雨の中を歩きましたが、今年は晴天に恵まれ、風もなく、まさに“デモ日和”。気持ちの良い天気の下、いまだに「脱原発」を訴えなければならないことが、本当に恨めしいです。

昨年10月、原子力規制委員会は東京電力柏崎刈羽原子力発電所6,7号機の安全対策が規制基準に適合すると判断したり、埼玉県議会が「原発の再稼働を求める意見書」を採択したり、福島原発の原因と責任を曖昧にしたまま、原発推進の動きが出てきていることに呆れるばかりです。

一方、小泉純一郎、細川護熙両元首相が顧問を務める「原発ゼロ・自然エネルギー推進連盟」が国内の原発を直ちに停止する「原発ゼロ・自然エネルギー基本法案」を発表しました。

原発の即時停止、再稼働や新増設の禁止、2050年までに電力を再生可能エネルギーで賄う、核燃料サイクル事業からの撤退、原発輸出の中止などが主な内容です。

今月2日には、立憲民主党の「原発ゼロ基本法案」骨子が示されました。「原発ゼロ・自然エネルギー推進連盟」と連携し、市民参加型で法案をまとめていくとのことです。1日も早い脱原発社会の実現に向けて国会での議論を期待します。

練馬区エネルギービジョンは脱原発の姿勢を表していません。自然エネルギーのさらなる推進に向けて地域で取り組めることを働きかけていきたいと思います。

 

「脱原発」カラーは黄色