(仮称)都市のグランドデザイン有識者委員会

第1回(仮称)都市のグランドデザイン有識者委員会を傍聴しました。

「(仮称)都市のグランドデザイン」は、独立100周年となる30年後を想定し、区民とともに具体的なイメージを共有しながら夢のあるまちづくりを進めるため、練馬区がめざすまちの将来像をまとめたもので、2018年10月に策定予定です。

有識者委員会の役割は、おおむね30年後の練馬区が理想とするまちの姿を専門的見地から幅広く検討し、提案することです。社会福祉、都市交通、都市工学、環境などを専門とする大学教授などの(これまでに比べて若手)学識経験者と、区内の事業者の役職者や地域活動に関わっている、いわゆる「現役」の方に委員をお願いした、と担当課長から説明を受けています。第1回目から活発な意見が交わされているなという印象を受けました。

私たちは「まちづくりは住民主体で」と考え、区民の参画を求めてきました。2017年度の重点施策として大々的に発表しましたが、予算特別委員会の質疑で明らかになったのは、今回も区が作る素案を区民に理解してもらおうという従前のパターンです。

今年の7月から8月にかけて、区民提案の募集やアンケート調査が実施される予定になっています。それまでの第2回、3回の委員会では、「30年後に想定される社会状況の変化」をテーマに学識経験者から専門分野のプレゼンテーションと意見交換がおこなわれます。気鋭の専門家が想定する「30年後の練馬」とは、それをどのようにプレゼンテーションするのか、また、有識者委員会での討議を受けて、区がどのように区民に示すのか、その過程をぜひ、多くの区民の方に関心を寄せていただき、実際に見て、聞いてほしいと思います。

第2回(仮称)都市のグランドデザイン有識者委員会

2017年5月29日(月)18:30~ 練馬区役所 西庁舎9階 9-1会議室

第3回は、7月10日(月)です。