地域住民と充分な話し合いを! ~関越高架下の活用計画について~

「道路空間のオープン化」「高架下の有効利用」を名目に、関越高架下に高齢者施設などの建設が計画されている現場を「関越自動車道側道住民の環境を守る会」の皆さんと歩きました。

40年前の関越道建設の際は、地域の分断を避ける、災害時の逃げ場の確保、風通しを遮らないとの理由で住民と公団の間で話し合い、高架になったいきさつがあります。

 まず感じたことは、計画通りに建築物ができれば、建物の壁が視界を遮ることになり、防犯や交通安全を考えた上でもかなりの危険箇所になるのではないか、ということです。

 日当たりの良くない高架下に高齢者センターを作るという発想自体、人道的にどうなのか?ということはもちろんですが、四六時中照明が必要なこと、高架下の騒音の為に一年中エアコンを必要とする状況になるのは目に見えています。節電・エコが叫ばれている現状をどのように考えているのでしょうか。

また、リサイクル活動の普及促進や環境学習活動の中心施設としてのリサイクルセンターの建設も計画されていますが、太陽光パネルの設置や壁面緑化など自然エネルギーの取り組みなくして、果たして真の環境学習が展開できるのか疑問です。

当日は「関越自動車道側道住民の環境を守る会」の方々の説明やご意見も伺いました。現在でも側道を通る車やバイクの音や、夜遅くまで集まっている若者の会話が高架部分に反響してかなりの騒音になっているそうです。

 現場の近隣の住民の意見を聞かなければ机上ではわからない状況を把握するのは難しいのではないでしょうか?町会や自治会の倉庫を要望するのも地域住民の声です。 

まちづくりの観点からも、行政主導ではなく、子どもを含めた住民参加で活用計画を立てることが重要と考えます。