今年も水辺の調査を実施

水・みどり・生き物のつながりが豊かな環境は、わたしたち人間にとっても大事な環境です。生活者ネットワークは、地域の方と一緒に身近な水辺の調査活動を継続することで、環境の保全に関心を持つ市民を増やしていきたいと考えています。

紙芝居を使って、川の生き物や、なるべく水を汚さない暮らし方などをお話しします。

8月23日(木)の夕方、今年も練馬区立井頭公園(東大泉7-34)で白子川の水質調査を実施しました。
台風19号の接近で天候の悪化が心配でしたが、数日間晴天が続いている状態で調査することができました。
水質はいずれも良好で、川底が見えるくらいで魚が泳いでいる姿も見えました。小学生高学年くらいの子どもたちが川の中で遊んでいました。

 

昨年は調査当日にカワセミを観察することができたのですが、残念ながら今年は見ることができませんでした。
調査数日後、白子川の整備活動に関わっている方に会い、アオダイショウがカワセミを飲みこんだ直後の写真を見せてもらい衝撃を受けました!
これまで、4羽のカワセミを観察できていたようですが、現時点では1羽も見かけなくなってしまったとのことです。
カワセミがいなくなったことも残念ですが、大きなアオダイショウが生息しているという事実にも驚きました。

公園内には、花火で遊んだ後のゴミが散乱していてその一部が川にも落ちていました。周辺には農地があり、さまざまな生き物が生息している環境を人間が汚してしまうことを許せません。

23区で最もみどりの量が多い練馬区の自然環境をこれからも保全していきたいと思います。来年も実施する予定です。関心のある方は、ホームページの「お問い合せ」からご連絡ください。

公園の入り口にある、ねりまの名木「マルバヤナギ」

蝉しぐれの中で調査。2匹いるのがわかりますか?