ボランティア「求む」「したい」多様な情報発信でマッチングを

散歩の付き添いボランティア募集
急募!小5児童の学校生活全般をサポートしてくださる方
デイサービスでの囲碁のお相手をしてくださる方を募集
車いす利用者の外出や通院同行にご協力いただける方募集
「フリースクール僕んち」のボランティア募集!

これらは、社会福祉法人世田谷ボランティア協会のホームページの「新着ボランティア情報」に掲載されているものです。

自分でも何かボランティア活動ができないか、“何か始めたいけれど、まずは情報を見てみたい”と考えたときに、世田谷ボランティア協会の「ボランティア募集」を見ると、現在のボランティア募集状況が掲載されています。サイト上に、ボランティアを募集する人や団体が投稿し、協会で確認の上、ホームページで紹介するしくみになっています。

練馬でこの役割を担っているのが、社会福祉法人 練馬区社会福祉協議会のボランティア・地域福祉推進センターに当たるのだと思います。
 練馬、光が丘、大泉、関町の4か所のボランティアセンターでは、「ボランティアしたい」「ボランティアしてほしい」といった個人・団体・施設などをつなぐ、ボランティア活動の相談を受け付け、それぞれの希望や状況に合わせて、一つひとつ確認しながら丁寧にコーディネートしているとのことです。

現在、社会福祉協議会が月に一度発行する、練馬区ボランティア・市民活動情報誌「ぽけっと」でボランティア情報を発信していますが、丁寧なコーディネートを実施するためにも、必要とされているボランティアの情報が意志ある区民の目に触れるように多様な情報発信が必要ではないでしょうか。

第二回定例区議会の一般質問で「個人の困った」に応えるための検討を求めました。

今後、社会福祉協議会のSNSを通じて、情報誌「ぽけっと」やボランティアの活動の様子を区民に分かりやすく発信していくとのことです。

世田谷ボランティア協会の取り組みは、あくまでも民間団体の自主的な活動と聞いていますが、多様な情報発信によって、「この地域なら、この時間帯なら、この内容なら、自分も関われるかもしれない」と考える区民の後押しや、地域デビューのきっかけになるかもしれません。
今後の練馬区の取り組みに期待します。