クーリングスポット238か所が開設

熱中症対策を強化

区は、外出時に暑さを感じた際に熱中症を予防するため、一時的に休憩できるクーリングスポット(涼みどころ)を開設しました。

6月末現在、区立施設93か所、薬局79か所、ファミリーマート66か所 合計238か所。運用は10月22日(水)までの予定です。

今年度、新たにコンビニエンスストアがクーリングスポットに指定されたことで
高齢者に限らず、幅広い年齢層の区民が気軽に立ち寄れる
休日や夜間においても休憩できる
などが期待されます。

区内事業者との連携でさらなる充実を

区内の訪問介護事業者からご意見が寄せられました。

「事業所の周辺には区立施設はなく、特に高齢の方にとっては利用できるクーリングスポットが見当たらない。ウチの事業所もクーリングスポットとして協力できるのではないか。目印のタペストリーの貸し出しはできないか」
と、区に意見を届けたところ、「そのような考えなはい」と言われた、というのです。

(このご意見をいただいた後にファミリーマートでの開設が公表されたので、ご意見をいただいた事業所の周辺にもクーリングスポットは増えたかもしれません)

担当課に区内事業者からの申し出の件について、考えを質しました。
「たとえば、区のタペストリーを貸し出した場所を利用した区民が詐欺まがいのトラブルに巻き込まれないか、そういったことを考えると判断が難しい」とのことでした。

確かに、なりすまし電話をはじめとする振り込め詐欺事件が後を絶たない社会状況で、区の考えも一理あるとは思います。
公的な事業に携わる事業者などを判断基準にするなど、区内事業者と協力したクーリングスポットの拡充を検討するよう求めました。