国民のために議論する国会に ~衆議院選挙を終えて~
首相の就任から解散、投開票まで、戦後最短となった第50回衆議院議員選挙が終わりました。
政権与党だった自民党、公明党が過半数を下回る(定数465議席)結果となったのは、自民党と統一教会の癒着、派閥の政治資金パーティー「裏金問題」などとどまるところを知らない政治の劣化に対して、有権者の判断が突き付けられた結果です。
しかしながら、腐敗政治からの大転換に至らなかったこと、争点が政治とカ
いわゆる野党政党が伸びたとはいえ、単独で政権を担える状態ではなく、山積する政策課題への対応が停滞するなど国会運営の難航が懸念されています。
しかし、私は、ここ数年続いてきた「閣議決定」と十分な議論もないまま最後は数の力で強引に進め、政権与党の思うがままだった国会、国政が変わるきっかけになってほしいと考えています(「そんな甘いものじゃないよ」と指摘されることは覚悟して)。
投票率は低迷・・・
総務省の発表によると、小選挙区投票率は53.85%。
練馬区の状況は(詳細はこちら)
9区 57.93% (2021年 旧9区 57.71%)
28区 57.16% (2021年 旧10区 57.47%)
全国の投票率よりは高いものの、有権者の40%以上が棄権したことは残念です。
女性の当選者が過去最多
女性の当選者は、73人。2009年衆院選の54人を上回り、過去最多となったとのことですが、全議員に占める女性の割合は15%と諸外国と比べるとまだまだ少ない状況です。女性が増えることも政治を変える大きな力になると考えます。
女性議員を送り続けている生活者ネットワークとしても、国会において女性を増やす取り組みに注目したいと思っています。
選挙は、当選したら終わりではありません。
自分が投票した議員、自分の選挙区から当選した議員など、国会での質疑や日頃の言動などをチェックし、国民のために働くよう注視していかなければと思います。
政治の根源の役割は、戦争をしない・させないこと、そして一人ひ