地域から平和を
「まさか、生きている間に再び戦争が起こるとは思わなかった」
地域でさまざまなご意見を伺う中で、特に、第二次世界大戦を経験した方々からこのようなお話を伺います。そして、「これからどうなってしまうのだろう・・・」と。
ロシアのウクライナ侵攻から1年以上経過していますが、一向に収束の見通しがたちません。
さらにウクライナへの「武器供与」や、「『台湾有事』『中国脅威論』を理由にした軍拡」を容認する声が少なくないことに危機感を覚える日々です。
平和の道を進むのだ
3年ぶりに最寄りの小中学校の卒業式と入学式にお招きいただきました。児童生徒の皆さんと一緒に校歌を歌い(心の中で歌うケースも含め)、こんな歌詞だったのかとあらためて気づかされました。
小学校の校歌の3番の歌詞の最後を記します。
日本の未来 / このかたに
足なみそろえ / はつらつと
平和の道を / 進むのだ
作詞は八木橋雄次郎氏。検索してみると全国の校歌を作詞しているようで、複数の校歌に「平和の道」という言葉を使っていることがわかりました。
子どもたちの健やかな成長のためには、平和な社会が大前提です。
戦争に協力しない 戦争させない
安保関連3文書(国家安全保障戦略、国家防衛戦略、防衛力整備計画)の改定と防衛費の増額に対して警鐘を鳴らし、非戦・反戦を求めて区内の活動団体による複数の学習会が企画されました。
日本は、もはや「戦争できる国」から「戦争する国」になっているのだと。
「防衛などは高度な政治判断が必要」「(反戦や反核について)意見を述べる立場にない」というのが区の考えです。
国民の命を守る政治を求め、地域から平和を発信することが重要だと考えます。