定員いっぱい!「区民とともに区政を考える会 第2弾」
都市計画道路や駅前再開発、としまえん跡地活用、美術館再整備など、区内のさまざまな課題に向き合いより良くなるようにと活動している区民は少なくありません。その一方で、区政・都政・国政選挙の投票率はいずれも低い状況が続き、政治に対する不信や無関心が広がっていることを危惧します。
区政に関心を持ってもらいたいと、区議会の超党派の有志議員で「区民とともに区政を考える会」を立ち上げ、8月には街頭での区政報告会を実施。
第2弾として、10月29日(土)に意見交換会を行いました。
3グループに分かれて、区民の皆さん日頃、暮らしや職場などで課題と感じていること、区の施策に活かしたいことや要望などを付箋に書いて、模造紙に貼りながら意見を述べたり質問したりと意見交換しました。
模造紙には、あらかじめ議会の委員会をもとに「教育・子育て」「環境・まちづくり」「福祉」「産業・生活」の4分類に分けて、あてはまると思われるところに貼ってもらいます。
私のグループでは、たとえば「ヤングケアラー」については、発言される方によって「教育・子育て」と「福祉」に分かれるなど、視点の違いを共有できたのではないかと思いました。
また、公務員の非正規雇用のしくみである会計年度任用職員の立場の方が複数おられ、就労状況や専門職としての指摘があり、改善に向けて政策提案が必要であることを再認識しました。
私のグループで出た主な意見
・当事者に相談なしにすすめる都市計画
・ヤングケアラーの相談と支援を一体的に受ける窓口が必要
・不登校の子どもたちの学びの保障
・義務教育の学校給食の無償化
・少人数学級と正規教職員の増員
・子どもの権利の保障のためには教員の権利が守られことが不可欠
・認知症になっても安心して暮らすための条例制定
・受動喫煙防止の視点で屋外の喫煙対策を
・障がいを持つ方の相談支援の拡充 などなど
3グループとも活発な意見交換ができたようです。
今後も、さらに定員を増やすなど、区民の方々と議員との意見交換を継続していくつもりです。