外環工事の振動・騒音調査にご協力ください

調布市の陥没事故を受けて約1年半停止していた大泉ジャンクション事業用地内のシールドマシンが、2月25日に再稼働しました。

没事故周辺の被害住民の方の中には、長時間にわたってシールド工事による振動や騒音を体感したことで工事が停止している現在でも揺れや音に過敏になって苦しんでいる方が複数人おられます。しかし、家屋調査以外の事前調査がされずに、工事前の計測データが存在しないのです。そのため、どれくらいの振動だったのか、騒音だったのか、それが人体にどのように影響したのか検証が困難で十分な補償が受けられない状況です。

シールド工事再開にあたり事業者が示した「振動・騒音のモニタリングの強化」は、あくまでも公用地で実施するものです。
外環道沿線で暮らす住民の体(健康)への工事の影響を明確にするためには、住宅の中で事業開始前から継続して計測し、データを取る必要があると考えます。

本来であれば事業者の責任において調査すべきですが、現在、NPO法人市民科学研究所と連携して市民レベルの調査を実施しています。練馬区の外環沿線でも調査を進める計画です。
ご協力いただける方は「お問い合わせ」からお知らせください。

次の記事

所属委員会が決まりました