西武新宿線の複々線化計画は残っていた!

2019年6月4日 09時47分 | カテゴリー: まちづくり, 活動報告, 西武新宿線立体交差化計画

鉄道の立体交差化事業が進められている西武新宿線。
練馬区内を走る、井荻駅~西武柳沢駅間の立体交差化について、2月の半ばに線路を高架方式にする計画素案が示されました。

突然の計画発表に戸惑う声や、線路を地下方式にする要望などが地域から届いていて、まずは住民への丁寧な対応を求めているところです。

10連休に入る直前に「西武新宿線の都市計画についての説明会があるらしい」、との情報が。
2月に素案の説明会があったばかりなのに今度はなんだろう?と気になったものの正確な情報を確認できたのが連休明け。

その説明会とは・・・?
1993(平成5)年度に都市計画決定された、「西武新宿線(西武新宿駅~上石神井駅間)の複々線化計画を廃止する」という素案の説明会でした。
練馬区内は、5月31日(金)18:30~上石神井中学校で開催されました。会場の体育館には沿線の中野区や新宿区の住民も駆けつけていました。
区民へのお知らせは、5/21付の区報と上石神井1,2丁目、上石神井南町、下石神井4丁目の住宅にチラシを配布したとのことです。

この複々線化の事業は、西武新宿駅から上石神井駅間の地下に急行を走らせる線路をつくるという計画で、1993年に西武鉄道が東京都から鉄道施設変更認可を受け、都市計画決定しました。しかし、2年もたたないうちに「輸送人員減少の見通し」「事業費高騰による事業の見直し」などを理由に事業延期を表明。2008年に鉄道施設変更認可を取り下げてしまっていたのです。

西武新宿線では現在、東京都が主な事業者となって中井駅~野方駅間で工事が進んでいます。なぜ、このタイミングで「複々線化の都市計画を廃止する」都市計画決定なのか、と疑問に感じた住民は少なくないようです。
中井駅~野方駅間の都市計画を決定するタイミングで、実現見込みがないと判断した都市計画は廃止すると発表すべきだったのではないでしょうか。

住民に適時適切な情報を提供することはまちづくりの「基本のキ」、行政の役割だと、あらためて感じた説明会でした。

「7年かけて値上げした分を7年かけて値下げして利用者に還元した」というのが西武鉄道の言い分だが・・・?