「かいぼり」見学と清掃活動

2018年12月3日 08時50分 | カテゴリー: 活動報告, 環境・再生可能エネルギー

東京都では、池の水質改善や生態系の回復をめざして、今年度は都内10か所の都立公園で「かいぼり」を実施しています。
かいぼりは、元々、農作業が終わる冬にため池から水を抜き、一定期間干して、清掃、水路の点検・補修をおこなう作業を言います。近年は、公園などの池で水質改善や外来種駆除を目的におこなわれています。

区内では、石神井公園内の水辺観察園が対象になり、11月17日(土)は、魚捕り作業の見学や、すくい上げた水中生物を在来種・外来種に分けて展示するなどのイベントが開催されました。

すくい上げた生物を説明しながら見せてくれています

作業を担当する「認定NPO法人生態工房」によると、水辺観察園の周囲は柵で囲われていいること、さらに柵から池まで間が離れていることからポイ捨てされたごみは比較的少ないそうです。(以前に実施された井の頭公園では、自転車が出てきたことがありました)
私たちが見学している間(午前中)に採取された外来種は、シジミとエビでした。

練馬・生活者ネットワークの環境部会は、世界150か国の人々がごみゼロ社会の実現を目指して一斉に清掃活動に取り組む「World CleanUp Day」(ワールド クリーンアップ デー)に賛同し、区内の公園の清掃活動に取り組んでいます。
第3回目の活動は、石神井公園のかいぼり見学に合わせて企画したところ、親子連れ含め、総勢13名の参加がありました。

イベント当日には、一見ペットボトルなどのポイ捨てごみは見当たりませんでしたが、ベンチのわきには複数の吸い殻があったり、お菓子の包みの破片などが取りきれていない状況でした。

かいぼりイベント見学の実踏を兼ねて企画した第2回目では、石神井公園ボート池周辺でプラスチックごみを30リットル拾いました。放っておけばボート池から石神井川、墨田川を経て東京湾に流れ着き、さらに海洋ゴミになってしまいます。管理している公園でも、なかなかゴミゼロとはいかないようです。

気温が高くなると三方寺池や武蔵関公園の富士見池の臭いが気になる、という声も聴いています。かいぼりを実施することで、泥の栄養分の微生物による分解や、水の入れ替えで水質が良くなることが期待されます。石神井公園に限らず、区内の池の水質改善に取り組むようはたらきかけていきます。

旗を見て、声をかけてくださる方が大勢いました

途中離脱もあり、最後に残った7名の参加者で記念撮影

清掃活動のあとは、ふるさと文化館の「武蔵野うどん エン座」でみぞれ糧うどんを堪能。この時期、練馬産の大根を使った大根おろしが提供されます。みなさんもお試しあれ。