マンション建設、西武新宿線連続立体交差事業との関連は?

2018年8月28日 08時00分 | カテゴリー: まちづくり, 活動報告

西武新宿線武蔵関駅北側の線路際の土地約700㎡が更地になり、そこに新築マンションを建設する計画が明らかになりました。

8月25日(土)、新築マンション計画について「練馬区まちづくり条例・練馬区中高層建築物等の建築に係る紛争の予防と調整に関する条例」に基づく説明会が開催されました。マンションの建設と鉄道の立体交差事業との関連がどうなっているのか疑問に思い、説明会に出席してきました。

(仮称)プレシス武蔵関駅前
718.49㎡の土地のうち、建築面積は341.89㎡。約41mの高さの14階建て、81戸。
予定工期は2018年12月から2020年6月。

区では、西武新宿線の立体化を見据え、上井草・上石神井・武蔵関の3駅それぞれにまちづくり協議会を設置し、まちづくりの検討などをすすめています
武蔵関駅周辺では、今年の3月に駅前広場の整備に関する区の考え方が示されました。
区は、まちづくり協議会の意見を踏まえ、駅前広場の整備を検討する駅北側の地権者を対象にヒアリング調査を実施しているところです。約7割の方と直接コンタクトできたと聞いています。

鉄道の立体化に伴う駅周辺の整備によって、今後、住まいや事業はどうなるのか関心が高まっているところに、高さ14mの大きなビルができるということで、説明会会場は満席でした。

高いビルができることで、工事期間中の商店街に工事車両が頻繁に出入りすることへの危険性や騒音、振動の懸念(解体作業中もかなり大変な状況でした)、日影による生活環境の悪化などについて複数の質問がありました。

しかし、もっとも問題だと感じたのは、マンション建設の事業者に鉄道立体化事業の認識が欠けているのではないかということです。少なくとも、説明する立場で臨んだ、このマンションの建築主である建設会社社員がこれまでの経緯など、地域の実情を把握しているとは感じられませんでした。

武蔵関駅周辺地区まちづくり協議会では、まちづくり構想の実現に向けて20回以上の会議を重ねてきました。説明会に参加した協議会メンバーの方からは、マンション建設が鉄道の立体化や駅周辺の整備に与える影響を心配する発言がありました。さらに、武蔵関駅北口商店会から建築主あてに、マンション建設の再考を要望する要望書が提出されました。

後日、区の西武新宿線立体化の担当に確認したところ、以前から武蔵関駅周辺のまちづくりの経緯を説明し理解・協力を求めている状況であるとのことでした。それでもなお、マンション建設の説明会を開催したことにますます疑問が深まるばかりです。

今後の事業者の対応を注視していきます。

武蔵関駅ホームから撮影。マンション建設に向けてボーリング調査中でした(8/25)。

商店街から線路に向けて撮影。