平和祈念コンサート

2018年3月25日 00時00分 | カテゴリー: 平和・人権, 活動報告

3月20日(火)に開催された、第25回平和祈念コンサートに行ってきました。(著作権の関係で写真撮影できず残念)

ちばてつやさんの戦時体験「漫画家が語る引き上げ体験」
今回の戦時体験の語り部は、漫画家のちばてつやさん。5~6歳のころの満州奉天(現在の中国、遼寧省瀋陽)での暮らしぶりや日本の敗戦後に引き上げてくる途中の体験をお話しされました。日本の戦況が悪くなるにつれてそれまでちばさんをかわいがってくれていた近所の中国人の日本人への態度が変わってきたそうです。日本の敗戦後、近所の中国人や朝鮮人が日本人の居住区を襲撃したが、ちばさんの家は襲われなかった。それは、ちばさんのお父さんが国籍を問わず親切にしてきたからだろうとのことでした。
さらに、帰国に向けて夜間の逃避行で中国人に見つかって「もうだめだ」と思ったら、相手がお父さんと働いていて仲間だったので命拾いしたこと。小さい弟たちのために絵を描き、話を作ったことが漫画家になる原点だったことなど、長時間立ったまま、時にはユーモアも交えながらお話しくださいました。
時間が足りなくなってしまって、その後、どうやって日本に戻ってこられたのか、伺えなかったのがとても残念でした。

中国や北朝鮮とは、友好関係を築くのが難しい現状ですが「個人的に仲良くなることが大切、平和につながる」という言葉が印象に残りました。

マリンバとピアノのコンサート
マリンバの奏者の名倉誠人(なくらまこと)さんは、武蔵野音大卒業後1990年代まで中村橋にお住まいだったそうです。
ピアニストの板橋由紀(いたばしゆき)さんは、武蔵野音大を卒業し現在も練馬にお住まいです。
マリンバをメインにしたコンサートは初めてでしたが、音の豊かさに圧倒されました。3種類のマリンバはそれぞれ音色や響きに特徴があり、「荒城の月」などの日本の曲、バッハなどクラシック、ポップスと曲目によって使い分けていました。特に、世界でも数台しかないという「直管マリンバ」は台の上に上って演奏するもので、荘厳な音色でした。

例年、8月に開催されていた平和祈念コンサート。今年度は、練馬区独立70周年記念事業が同じ時期に重なることから3月に開催されました。
今年度のコンサートの日程が報告された今年の1月の企画総務委員会で、来年度以降の日程について質問しました。「今年度の3月開催を検証し、検討する」との答弁でしたが、その後発表された来年度予算には「(仮称)真夏の音楽祭」が計上されています。今後、平和祈念コンサートの開催が3月になることを懸念しています。
今回、ちばさんも、敗戦が決まった日のことを語っておられました。私たちはやはり、平和祈念コンサートは、広島・長崎への原爆投下や終戦(敗戦)記念日があり「2度と戦争を起こさない」という願いを共有する8月に開催すべきだと考えます。