一般質問の不適切な答弁に対し、区長に抗議

2017年12月13日 09時35分 | カテゴリー: 議会を変える

今定例会で、生活者ネットワークの一般質問に対する答弁の一部に、区が事実確認を怠った不適切な内容があったため、12月8日、区長に抗議文を提出しました。

質問:区は「中高層住宅の防災については個人の希望で住んでいるのだから、基本的に自助だ」と言っている。区民の命を守るという視点から「住む人の勝手」ではなく、日常的に居住者に防災意識を高めるはたらきかけが必要だが、区の考えは?

答弁:「中高層住宅の防災については個人の希望で住んでいるのだから、基本的に自助だ」というお話しは、区として誰がどこでそういう発言をしたのか、具体的に示していただきたい。もし、根拠なくこの議会の場でお話をされているのであれば問題であります。

一般質問をおこなうにあたり、私たちは質問作成の段階から担当課に聞き取り、確認しながらすすめます。また、「発言通告」として事前に上記の質問項目を提出しています。もし、区がそのような発言をしていないと断言するのであれば、その旨を私たちに確認するべきでした。

私たちが虚偽の発言をしたかのような答弁で、区民の負託を受けて発言している議員としての尊厳を大きく傷つけられたと同時に、私たちに対する区の説明そのものの真偽を一つひとつ疑わざるを得ない事態です。

区の予算や計画に反対する会派の質問に対して、区長自らの答弁が賛成派と比べて少ないことがあからさまであり、「言われるまでもなく」「ご指摘には当たらない」などの言葉を頻発しています。このような区の姿勢は議会軽視であり、正すべきです。

以下、抗議文を掲載します。

練馬区長 前川燿男殿

抗 議 文

第四回定例会において、生活者ネットワークの橋本けいこの一般質問に対する答弁の一部に事実確認を怠った不適切な内容がありました。

内容 中高層住宅の防災について

質問(項目として提出したもの)

区は「中高層住宅の防災については個人の希望で住んでいるのだから、基本的に自助だ」と言っている。区民の命を守るという視点から「住む人の勝手」ではなく、日常的に居住者に防災意識を高めるはたらきかけが必要だが、区の考えは?

答弁

「中高層住宅の防災については個人の希望で住んでいるのだから、基本的に自助だ」というお話しは、区として誰がどこでそういう発言をしたのか、具体的に示していただきたい。もし、根拠なくこの議会の場でお話をされているのであれば問題であります。

 

これは質問に対する答弁になっておらず、このような発言を議会の場ですることこそ問題です。

答弁の原稿を見ますと、おそらくその場で修正されたと思われますが、私たちは事前に区民防災課長に電話でヒアリングをし、確かに「中高層住宅の防災については個人の希望で住んでいるのだから、基本的に自助だ」という返事を受けています。

区長こそ、自分の部下に事実確認をしたのでしょうか。

さも私たちが虚偽の発言をしたかのような答弁で、区民の負託を受けて発言している議員としての尊厳を大きく傷つけられました。

また、事前に上記の質問項目を提出しているのですから、もしそのような発言をしていないと断言されるのであれば、なぜその旨をこちらに確認しなかったのでしょうか?

言わせておいて相手に非があるかのような発言をするのはあまりにも稚拙であり、許しがたい暴挙です。

以上のことについての区長の見解を文章で回答してください。

また、話し合いの時間をつくっていただくことを要望します。

2017年12月8日

生活者ネットワーク  やない克子  きみがき圭子  橋本けいこ