都合の悪い声は聞こえない?聞かない?~第3回定例会一般質問より①~

2017年9月12日 14時06分 | カテゴリー: 活動報告

広報キャンペーン「よりどりみどり練馬」の3年目、また、練馬区独立70周年記念として作成された「I Love 練馬あるある」。

冒頭から、「板橋区にはなんとなく勝てそう」「港区には勝てる気がしない」で始まります。「練馬区が勝つ」とは、どういうことをさすのでしょうか。全体を観れば、「いいところがたくさんある」「練馬が好き」「住みたいまちは、やっぱり練馬だよね」となるのですが、自治体のPRに「勝ち、負け」の表現を使うことに違和感を、不快感をもつ声が複数寄せられ、一般質問で区長の考えを聴きました。

・我がまち練馬への愛情、愛着を、斬新なアイデアで表現した。担当課のセンスの良さに感心した。区内外で好評をいただき、大成功だと思った。

・ウィットやエスプリを全く理解していない、古めかしい感覚に驚く。

・区民からも好意的な意見を多数もらっている。

・板橋区長から「こうしたユーモアをもって、お互いにやりあうようにしたい」と話があった。

・さまざまなメディアで好意的に紹介された。広報の専門家からも評価を受けている。

・大真面目にこのような質問をすることに心底びっくりし、残念に思う。

というのが主な区長の答弁です。

区民や職員から寄せられたネタをもとにしたとはいえ、そのチョイスに自治体のすなわち区長の考えが現れます。友達同士のおしゃべりならともかく、行政が「勝ち、負け」を笑いのネタにして区をアピールすることからは、さまざまな人が「ともに生きる」区政を推進する姿勢は感じられません。現に、動画が公開されて早々に批判的な意見が寄せられています

どうも区長は、自分に都合の悪い意見は聞こえないようです。それとも、聞かせないようにしているのでしょうか?耳触りの良い多数の声ばかり聞いて満足し、批判的な意見は「無い」ことにする区長の姿勢こそ残念でなりません。