アイメイト(盲導犬)と歩行体験

2017年4月17日 09時29分 | カテゴリー: 地域・福祉・医療, 活動報告

4月13日から15日まで、区役所1階で、「盲導犬(アイメイト)って知ってる?」という、盲導犬について理解を深めるイベントがありました。主催は、「アイメイト協会」で、練馬区で事業をおこなっています。同協会は、1957年に国内第1号の盲導犬を誕生させて以降、1312頭を送り出してきました。

 

盲導犬との歩行を体験してきました。

まずは、盲導犬の右側に立ち、左手でハーネスを持ち下方に伸ばします。自分の太ももの側面にハーネスを当てるようにすると、盲導犬の足を踏むことはないそうです。指導者の合図で歩き始めると、グイグイと引っ張られる感じでした。何かにぶつかるのではないか、という恐怖心でつい腰がひけ、歩幅を狭くして探るような歩き方になってしまいました。「大股で歩くと良いですよ」とアドバイスを受けましたが、なかなかうまくできませんでした。

アイメイト協会では、視覚障がい者とアイメイトが丸々4週間訓練を受けるそうです。時々、近所で訓練している姿を見かけることがあります。

このイベントのために、厚木から来てくださった視覚障がい者のMさんにお話を伺いました。「区長にいろいろ話したけれど、ひとつ忘れたことがあった」と言って、「盲導犬の排泄場所」について話してくださいました。

盲導犬は排泄をコントロールするように訓練されていますが、長時間の外出になると排泄させてやらなければなりません。交番や区役所、福祉事務所などの公共施設の敷地に排泄できる場所があると助かるとのことでした。公共施設であれば、通りすがりの方に場所を尋ねられるからです。500mlのペットボトルの水と後始末の道具は持っているので、場所を指定してくれるだけで良いのだそうです。有楽町の「マルイ(丸井グループは長く支援しているそう)」や銀座のカレーショップ「ナイル」では対応してくれる、だから、視覚障がい者の利用が多いとのことです。駅や病院、事業所でも対応してくれるように、アイメイト協会のある練馬区だからこそ発信してほしいと言われました。

障害者差別解消法施行から1年経ちました。「合理的配慮」をするためには、まず、「何に困っているか」を共有することが大切です。

数日前には、いまだに、盲導犬の入店を断る飲食店があることが新聞報道されていました。盲導犬や視覚障がい者への理解を社会に拡げていくためにも、ひとりでも多くの方に知ってほしいと思いました。関町北5丁目にあるアイメイト協会では、毎月歩行体験を実施しています。