都市計画道路の整備方針(第4次事業化計画)案にご意見を

2016年1月29日 16時04分 | カテゴリー: まちづくり, 外かく環状道路, 活動報告

各自治体でパネル展示が行われた(練馬区は1/9~15)が、いつもの壁面広報とは大違い。あまりにも素っ気なく、まるで、関心を持ってほしくないように感じられた。

 東京都は、「東京における都市計画道路の整備方針(第4次事業化計画)(案)」を昨年12月18日に公表しました。2016年度からおおむね10年間に優先的に整備すべき路線を定めて、都市計画道路を計画的、効率的に整備するとしています。

 今回の整備方針では、道路整備の4つの基本目標(活力、防災、暮らし、環境)を踏まえ、15の検証項目に照らして「将来都市計画道路ネットワークの検証」を実施し、必要性が確認されなかった路線については「見直し候補路線」として位置づけ、2016年度以降に計画廃止を含めて検討していくということです。また、必要性が確認された路線の中には、「様々な事由により」都市計画の内容について検討を要する路線を「計画検討路線」と位置付け、地元の意見の把握に努めながら検討するとしています。たとえば、「外環の2」は区内の前原交差点から青梅街道までの約3.3㎞が優先整備路線案として選定された一方で、青梅街道以南の杉並区、武蔵野市、三鷹市部分約4.6㎞は「計画検討路線」になりました。東京都はこれまで、「外環の2」は都市計画道路のネットワークを形成するとして一体的に考えると説明してきたのに、練馬区部分だけ進めることは矛盾が生じます。

 「外環の2」を含め、区内では20路線が「優先整備路線」に選定され、「計画検討路線」「見直し候補路線」はありません。

 大泉第二中学校を分断するとして、以前から問題になっていた「補助135号線」とグランド上で交差する部分の「補助232号線」が今回、改めて選定されました。区はこれまで教育環境を優先するとしていながら、2013年に示された人工地盤を用いる計画案以降、新たな解決策は示していません。優先整備路線として選定する前に、道路の必要性や計画線の変更などの検討や、教育環境を最優先する解決策をまず示し、地域住民と徹底的に合意を図る努力を尽くすべきです。

 教育環境の悪化が懸念される路線としては、この他に、関町北小学校と関中学校の間を通る「補助230号線」の富士街道から青梅街道までの区間が選定されています。

 都市計画道路のほとんどは1968年(昭和41年)に都市計画決定されています(補助135号線は、なんと1947年です)。半世紀前にひかれた計画線は、現道を拡幅する場合や現道がないところは住宅や学校、緑地を貫いていくことになります。みなさんは、まちを壊し、環境を破壊し、多額の税金を投入して新しい道路をつくることをどう考えますか?東京都はこの整備方針案について意見募集を行っています。ホームページをご覧いただいて、2月10日までに提出していただきたいと思います。

大泉第二中学校の教育環境保全と都市計画道路の整備に関する有識者委員会」を設置し、将来に課題を先送りすることのないより良い教育環境の保全策を検討するとしています。今のところ、客観的に判断するために地域住民や学校関係者は委員会の構成員には入れないとのことですが、これで地域課題が解決できるとは考えられません。有識者委員会の設置について説明会が開催されます。ぜひ、参加して疑問や不安に思うこと、意見を出してください。

日時:2/12(金)19:00~20:30、2/13(土)14:00~15:30

場所:区立勤労福祉会館 1階集会室