循環型社会をめざして~決算特別委員会報告~

2014年10月20日 16時56分 | カテゴリー: 活動報告, 省エネ・省資源・省廃棄の循環型社会

  9/5から始まった第3回定例会は10/17に終了しました。会期中、台風18号、19号が発生しましたが、区内では大きな被害が報告されず、ほっとしました。定例会中の初めての決算特別委員会では、主に「清掃リサイクル費」に関わるリサイクル事業について取り上げました。

 区の「リサイクル推進計画」では、2020年度のリサイクル率29.6%を目標としています。2010年度からのリサイクル率の推移は 201024.0%、201124.4%、201224.7%、201325.1%と少しずつ伸びてはいますが、頭打ち傾向です。単純計算、0.4%ずつ増加したとしても2.8%増の27.9%で、このままの推移では目標達成は難しい状況です。ゴミ減量につながる新たな資源回収として、陶器やガラス類を加えることを提案しました。また、回収日時・場所が限定的な古着や鍋・フライパンなどは、もっと出しやすくするように求めました。さらに、水銀の環境汚染が懸念される蛍光管は選別して回収し資源化することを求めましたが、費用対効果を理由に消極的です。

 容器包装プラスチックの資源化は、自治体の負担割合が高く、取り組めば取り組むほど財政負担が重くなるのが現状です。現政権は法人税減税など、事業者優先の政策を進めていますが、拡大生産者責任の原則に基づいて、自治体と事業者の負担割合を見直さなければ「容器包装リサイクル法」を持続可能なシステムにすることはできません。リサイクル先進自治体として「容リ法」の改正を働きかける意見書を国に提出することを求めました。

 区民に対して、リサイクルを含めたごみ処理事業に係る経費の財政負担の割合、リサイクル・ごみ減量が財政負担の軽減につながることなど、「廃棄物会計」をわかりやすく知らせ、区民と協働で資源循環型社会の推進に取り組むことを求めました。

 決算特別委員会は、全議員が向かい合って座り、その中で起立して一問一答形式で進められます。ほかの議員から同じような質問が出たらどうしようか、想定外の答えが返ってきたらどう切り返そうか、ととても緊張しました。また、ほかの議員が質問することで、これまでの事業や区の姿勢を確認できるので、とても勉強になりました。来年の2/6から開催予定の、第1回定例会では予算特別委員会が開かれます。同じ形式で来年度予算についての質疑をします。ぜひ、傍聴に来てください。

 

台風一過の区内の風景